2026年、シーズン開幕

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長い冬だった。いつもそうだ。 野球のない季節は、ボクにとってどこか色褪せた日常の繰り返しで、街を歩いていても、なにかが足りない。 スタジアムの、あの歓声。 潮風。スタンドに広がる、青い、青い景色。 それが、ようやく帰ってきた。

ハマの一番星、度会隆輝。横浜に輝け!



拝啓、度会隆輝選手。


横浜に生まれ、横浜に育ち、横浜スタジアムで野球を始めてみてから38年。

横浜大洋ホエールズから、横浜ベイスターズ、そして、横浜DeNAベイスターズと名前が変わっても、38年応援し続けた。

悔しく辛く苦しい時間のが長かった。時に目を逸らしたことも正直ある。

それでも、応援する心がなくなったことはない。どんなに辛く苦しくても応援し続けたんだ。


そして、2024年。

38年の横浜ファン人生で初めて開幕戦を観に行った。

そして「ハマの一番星」の輝きを目の当たりにした。

38年応援し続けて、こんなルーキーは初めてだ。

未来の可能性を強く感じる。

打席に立つほどにスタジアムが湧き上がり、応援の声が自然と大きくなる。

若者の勇姿に、年甲斐もなくワクワクさせてくれる。


オープン戦首位打者。

球団64年ぶりの開幕戦新人本塁打。

セ史上初の開幕から2試合連続本塁打。

開幕戦の最初の守備機会でのミスも、伝説の序章のように感じた。


将来のスーパースターが、横浜にいる。

心の底から横浜に来てくれた運命に感謝し、今後の成長に期待をし、1998年から離れている「優勝」という二文字を、久々に期待させてくれる。

誰もがそう感じた。


しかしそこから、数週間苦しんだ。

ファンも苦しかったけれど、それ以上に本人も苦しんだと思う。

軽々しく「気持ちはわかる」なんて言えない。

そのプレッシャー、悔しさ、辛さ、不甲斐なさは、想像できないほどのものだったと思う。


生まれながらスーパースターの道を歩み続ける人なんかいない。

最初からスーパースターなんていない。


イチロー選手も、プロ1年目は40試合で打率.276、2年に至っては43試合で打率.188だ。

大谷翔平選手も、1年目は77試合で打率.238だ。

プロの世界はそれほどまでに厳しい。

誰しもが壁にぶつかり、その壁を乗り越えてスーパースターになる。


それは度会選手は、わかっていると思うんだ。

高校3年のドラフト。プロ志望届を出したが指名漏れしたあの時に。

社会人野球で研鑽を積み、ここ横浜にドラフト1位として帰ってきた。


ハツラツとしたプレーが好きだ。

ベンチで大きな声を出している姿が好きだ。

野球を楽しんでいる笑顔が好きだ。

打った後の塁上のガッツポーズが好きだ。

お立ち台での「最高です!」が好きだ。


間違いなく、度会選手は横浜の主役だ。

だから壁にもぶつかるし、妬みや嫉みの感情も受けるだろう。


どんな物語であっても、主役は壁にぶつかる。

脇役の心無い声に傷ついたりもする。

主役の足を引っ張る脇役も必ずいる。

それでも諦めずに歩み続けるからこそ主役なのだ。

最後にハッピーエンドを目にするその日まで、歩み続けるからこそ主役なんだ。


ボクらが目にしている物語の主役は、間違いなく度会選手だ。

ボクらはどんな結果であっても、どんな壁にぶつかっても、度会選手を、横浜ベイスターズを応援し続ける。

主役のハッピーエンドを共にしたいから。

勝利の美酒を共に味わいたいから。


だから脇役の声なんか気にするな。

辛く苦しくても下を向くな。

嬉しい時は思う存分ガッツポーズして喜んでほしい。

どんな状況でも楽しんで野球をしている姿をボクらはみたいんだ。

ノイジーマイノリティの雑音は脇役の妬み嫉みだ。

その雑音が大きければ大きいほど、それはスーパースターの証そのものだ。


それよりももっと多くの、応援している人たちがいる。

主役の一挙手一投足に、感情を重ねて、応援し続ける人たちが。


壁にぶつかることはこのあと何度もあるだろう。

時には辛く苦しくて、逃げ出したくなるときもあると思う。


ボクらは逃げない。

どんなときも声を大にして応援する。応援し続ける。

横浜ファンを舐めちゃいけない。

あの暗黒時代でさえも応援し続けたんだから。

どうあってもボクらは応援し続けるから。


さあいこう。

雑音を振り切った先にある、あのスタジアムの歓喜の声のもとへ。


度会選手、ボクらはキミと叫びたいんだ。

「最高です!」と。共に勝利の美酒を味わう日に。


ハマの一番星、横浜に来てくれてありがとう。

これからも声が枯れるほどに応援し続けます。



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